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小上がりに階段をプラスして空間を有効活用

  • naisotanaka5068
  • 7月14日
  • 読了時間: 4分

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空間にメリハリを付けるため。畳を敷いてくつろぐため。



リビングの一角に高くなったスペースを設ける「小上がり」が人気のようです。数多くのメリットがありますから小上がりを造りたくなるのはわかりますが、忘れてはいけないのがデメリットもあることです。そこで検討したいのが「小上がり+階段」というアイデア。さらに進むと「中2階」へと発展します。



ここでは小上がりのメリット・デメリットを整理した後に、小上がり+階段のメリットをご紹介します。さらに発展型の中2階についても考えていきましょう。



おさらい・小上がりのメリット・デメリット


小上がりは部屋の中に設けられた一段高くなったスペースです。人気が高いのが畳敷きの小上がりで、小上がり和室とも呼ばれます。



「空間のアクセントになる」「(畳敷きなら)ゴロンと横になれる」「段差が収納スペースになる」「段差に腰掛けることができる」小上がりにはこれらのメリットがあるのですが、デメリットも無視できません。以下で詳しく見ていきましょう。




小上がりは段差が高い



下を収納スペースにすることや、腰掛けやすい・立ち上がりやすい高さと考えると、小上がりの高さは40cm程度が適当とされます。大人ならカンタンに上り下りできる高さですが、問題は小さな子どもやお年寄りの場合。40cmを乗り越えるのは大変ですから、くつろぎの場所であるはずの小上がりが障害物にもなりかねません。



小上がり+階段でデメリットを解消


小上がりの段差を解決する方法のひとつとして、階段を付けることがあります。階段1段の高さは20cmくらいですから、1段分をはさんでやるとちょうどよい感じになるでしょう。




階段がわりの踏み台を置く



子どもはすぐに大きくなりますから、それまで小上がりに踏み台を置いておくアイデアです。20cmはポピュラーな高さですから、ホームセンターなどでもカンタンに入手できますし、価格も手ごろなものが多いようです。




リビング階段+小上がりにしてしまう


リビングに階段を設ける間取りが、近ごろ人気と言われます。「2階とのつながりができて、リビングが広く見える」「2階に上がるのに必ずリビングを通過するからコミュニケーションが取れる」などの理由があるのですが、ならばリビング階段の途中に小上がりを挟み込むのはいかがでしょうか。階段の2段目に広い畳敷きの踊り場があるイメージです。これならば踏み台の後付け感もありません。



リビング階段+小上がりの発展型「中2階」



開放的な空間になる


中2階はプライベート感もありながら仕切りの壁がありませんから、開放的な空間にもなります。隣接するリビングとコミュニケーションも取れますし、暮らす方の目線の変化も得られますから、より広さを感じさせる効果も期待できます。



日当たりや風通しが良くなる


壁で仕切られていませんから、日当たりや風通しが妨げられることもありません。



スペースが有効活用できる


壁や階段は本来デッドスペース、人が暮らすことができない空間です。限られた居住空間ですからデッドスペースはなるべく排除すべきなのですが、中2階には壁が最初から存在しません。また階段の一部を利用していますから、デッドスペースの有効活用とも言えるでしょう。



小上がりや階段をプラスした中2階はステップフロアと呼ばれ、限られた空間を活用する優れたアイデアのひとつとして注目されています。狭小地のリフォームやリノベーションで多用されるのですが、忘れてはいけないのがデメリットも大きいということ。バリアフリーの考え方には逆行している点があることも覚えておいてください。



バリアフリーを優先するなら、小上がりではなく段差がない畳スペースにするという方法もあるのですが、これでは小上がりの数多いメリットも得ることができません。小上がり、中2階、畳スペース、どれも一長一短で悩ましいですね。メリットとデメリット、そしてご自身のライフスタイルを考慮して、検討されてはいかがでしょうか。


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